ボランチ候補は?

本田圭、香川、金崎、家長、柏木、宇佐美、宮市、と3トップの両サイド、もしくは4・2・3・1の2列目(3にあたる選手です)の候補はそこそこいるんだろうけど、その後ろ、ボランチの選手(2にあたる選手)が手薄な気がします。長谷部、今野、阿部、という南ア組に絡んでくる若手は、細貝と清水の本田拓くらい?。もちろん中村憲もいますが、彼はトップ下の方が適任のような気がするのですが。


攻撃能力が高く、かつ守備意識の高い選手は前に置く(守備意識の低い選手は時代遅れです)。ボランチは、意識だけでなく守備が上手いことが重要だと思います。そしてボールを失わずに前へ運べること。状況によっては、センターバックに入るといった、戦術的な柔軟性など、様々な能力が必要です。

流経大3年の山村はどうでしょう(南アのサポートメンバーです)?大分の菊地は?どちらもチームではセンターバックの選手ですが…。


バイエルンシュバインシュタイガーや、ACミランピルロなど、攻撃的なポジションからボランチの位置に下がって新境地を開いた選手もいます。ジダンに「完璧なフットボーラー」と言わしめたマンUスコールズも、現在は中盤の深い位置から、前線に素晴らしいパスを通しています。
ボランチの片方に守備の上手い選手を置き、攻撃能力(この場合、正確な長短のパスをだせる、という意味ですが)の高い選手をもう片方に置く、というのはオーソドックスなやり方です。そう言う意味では、浦和で細貝とボランチを組む柏木は面白いかもしれません。


今晩の大阪ダービーでは、相変わらず遠藤が存在感を放っていました。彼も本気で次のW杯を目指しているのでしょうが、遠藤を脅かす存在がでてくるようでないと、この国のサッカー偏差値はまだまだだと思います。


さて、ザックはここに誰を置くのか?