オスカーと私

「サッカーやってないかなあ」と、テレビをつけたら、アカデミー賞の授賞式をやっていたので、つい最後まで見てしまいました。
英国王のスピーチ』も『ソーシャルネットワーク』も『ブラックスワン』も面白そう。だけど、たぶん映画館には見に行けないんだろうなあ。
まあ、自分で選んで時間を使っているんだから仕方ないけど、DVDになるまで覚えていられるかなあ…。



そう言えば、先日はグラミー賞をラジオで聞きました。
今年は、生演奏のゲストになんとミック・ジャガーボブ・ディランが出演。仕事をしながら聞いていたのですが、彼らが登場した時には、手も足も止まっちゃいました。
ミックは、昨年亡くなったソロモン・バークの " Everybody needs somebody to love" を余裕たっぷり歌いました。言葉は悪いですが、彼にはもう「ヤバさ」を感じることはできません。でも70近い人にそんなものを求めちゃいけません。貫禄のパフォーマンス。かっこよかった。
ノラ・ジョーンズジョン・メイヤーらと演奏した ”Jolene” も良かったです。
どれもこれも帰ってからテレビで見ようと楽しみにしていたのに、その日に降った雪で衛生放送が映らず。泣きました。



話がそれちゃいました。
アカデミー賞授賞式も生演奏はあるのですが、なんかもうひとつでした。
トイストーリー3』のランディー・ニューマンも歌っていましたが、スピーチの方が面白かったかな。字幕だけではたぶん全部は伝わらないんだろうけど、この祭典の魅力のひとつは、出演者のスピーチじゃないでしょうか。



それにしても、よく映画に優劣をつけられるものだなあ、とつくづく感心します。
賞は、一つの評価の形には違いありません。アカデミー賞にはアカデミー賞の選考基準があるのでしょうし、賞によってもそれはいろいろなんだろうとは思いますが、評価には「ものさし」があるのではないでしょうか。『ソーシャルネットワーク』より『英国王のスピーチ』だとか、ナタリー・ポートマンの方がアネット・べニングより良かったとか。
たぶん、選んだ人に質問すれば「なるほど」と納得できる答えを持っているに違いありません。



さて、サッカーも評価することが難しいスポーツです。選手個人の評価も人によって分かれることも珍しくありません。
チームや選手の評価を分かりやすくするため、という理由もあるのでしょうか、サッカーを数字で探ろうと、様々な試みがなされているようです。でも、ゴール数やアシスト数ならまだしも、パス成功率や、ボール保持率、総走行距離なんて、下々のゲームに持ち込むにはちょっと…。
だから、私は自分なりの「ものさし」を持ちたいなと思っています。どういうのが良いプレーなのか、ちゃんと人に言葉で説明できるような「ものさし」。本当にそこは難しいところなんですが、自分の楽しみでもあるんで、努力して行きたいと思っています。






中三コンビの進路が決まりました。おめでとう!
二人ともしっかりと地に足の着いた成長を遂げているように思います。
どちらもサッカーに力が入っている、地元の公立校に進学です。近場で観戦できる、楽しみな対戦が増えそうです。
やっぱり映画館にはしばらく行けそうもないかもな。   



2/27のてびサル 参加20 コーチ3 ギャラリー3


(KAZU)