ありがとう、さようなら

たぶん同級生のホンダくんが発信地だと思うんですが、高校一年の時、クラスの男の中で、柳ジョージとレイニーウッドが爆発的に流行りました。中学の頃から、ちょっとかっこつけて日本の音楽を聞かなくなってきた私も、アルバム『YOKOHAMA』にやられてしまい、それこそテープが擦り切れるほど聞きました。私の中で、そこまで盛り上がったのはその時だけでしたが、それ以後によく聞いたサム・クックらR&Bの雰囲気を最初に教えてくれたのは、柳ジョージだったのかもしれません。
…きっと、飲み過ぎだって、ジョーちゃん。

さようなら。

↑写真がショーケンってところが気になる。




『YOKOHAMA』にはいっている曲を聞くと、なんだかわからないいい思いでがふっとわき上がるのですが、それがなんだか思い出せません。…なんなんだろう?たぶん、くだらない、どうってことないことに違いないので「なあんだ、そんなことだったか」となる前に、思い出そうとするのをやめておきました。

でも、くだらない、どうってことない、ことが、結構大事だったりするのです。たぶん、私の頭の中なんて、八割方そんなことばっか。

インディゴのiMacがうちにやってきてから、別に何かが劇的に変わったわけではありませんが、私の頭の中のくだらない想像は間違いなく増え続けていると思います。
箱から出して、線をつないで、起動した時に聞いた「ジャーン」にはまいりました。「なんなんだこのいい音!」…。日曜日の夕方は、腰中のグランドで、みんなでサッカーするのが恒例だったのですが、航平が何度呼びにきても、その日はiMacから離れられませんでした。


スティーブ・ジョブズが世に送り出したモノの中で一番好きなのはiTuens。一番傑作だと思うのはゴミ箱かな?

ありがとう、スティーブ。    
   
 
kazu