情と理性

 清流×桐光 1−6  日本×オランダ 0−1  神大×早稲田 1−0

 

 一昨日から昨日にかけて、うち的には3連敗となるところでしたが、最後に踏みとどまってくれました。
 日本戦(TV観戦)しか見ていないので、それ以外の2試合の戦評はできないのですが、不思議なことに、身内のかかわる試合で、しかも結果しか知らないと、どうしても情緒的に受け止めてしまいます。「負けた後は、ずっと仲間の歌が鳴り響いているんだろうな」とか「高校時代、練習帰りによく大学や日本リーグの試合を見に行っていた西が丘で、息子が走る姿を見たかったなあ」とか。
  
 
 ジュニアの試合から日本代表まで、選手や監督の家族は泣いたり笑ったり心配したりと、心は揺れ動きます。この国のスポーツ報道も、その手の情に訴える物語が好きです。それが一番受けるからなのでしょうが、「苦節◯年、親子で歩んでまいりました」的な話は昔から花盛りです。
  

  私自身が情に振り回される方なので、なるべくサッカーに関しては理性的に受け止めようとしたいのですが、なかなか…。


 オランダ戦の前半は、カメルーン戦以上に見事な内容だったと思うのですが、後半開始早々、相手が圧力をかけてくると、とたんにミスが目立つようになる。せっかく奪ったボールをまた相手に渡してしまう。そのプレーは致命傷にならなくても、徐々に失点に近づいてくる。
 オシムは「相手に敬意を払いすぎた」という表現を使います。つまり「オランダは強い」という感情がミスを引き起こす、ということでしょうか。手よりもいうことをきかない足でボールを扱うサッカーというスポーツは、思った以上に感情に左右されることが大きいのでしょうか。

 
 昨晩のてびサル 参加15 コーチ2 ギャラリー2(てびサルジュニアはお休みにしました。)