プレーには判断がともなう
11月23日に行われた、湘南地区高校選抜 × 川崎フロンターレユース(もしかするとU-15?)。日大藤沢、湘南工科などの選手とともに、鎌高、清流の1年も活躍しています。
結果は5-1。ヴェルディ相模原戦に続いて連勝です。
小、中の選抜チームのゲームは、とかくドリブラーが目立ちがちな気がします。自分をアピールするためのプレーがドリブルだから、なのかもしれませんが「おいおいそこでドリブルかよ」というプレーも少なくないような…。
湘南高校選抜は、「おいおい…」というプレーはほとんどありません。逆に「そこは仕掛けるでしょう」というところではドリブルで勝負に行く。闇雲にDFが長いボールを蹴ったりということもありません。もちろん、川崎ユースも同様です。
これは、自分の所属するチームで、あたりまえにそういうプレーが行われているからではないでしょうか。自陣の深い位置でボールを失えば即失点につながる。それを怖がって前に蹴飛ばしても、結局相手に拾われて前を向いてプレーされてしまう。おのずと、場所や状況によって選択するプレーが決まってきます。そこで選択したプレーで(その選択そのものも含めてと言うべきか)違いがだせるかどうか、が選手の評価につながっている。そのような環境下で日々プレーしているから、「おかしなプレー」が少ないのではないかと想像します。
「高校生だから」あたりまえなのかもしれませんが、なぜ小学生は「あたりまえのサッカー」をやらないのか。
私自身ドリブルにこだわって、小学生にはゲームでドリブルばかりやらせた時期があったのですが、最近少しづつ考え方が変わってきているような気がします。まだまとまっていないので、それは追々…。
鎌高 × 清流 2-0
26日に行われた新人戦を仕事の合間に見に行ったのですが、そこでこんなプレーがありました。
センターサークルあたりからドリブルで持ち上がった次男が、左サイドハーフに出すように見せかけて、右の裏のスペースに。相手も欺いたのかもしれませんが、味方の右サイドハーフも飛び出しが遅れて受けることができませんでした。
一緒に見ていた長男は「普通に左にだすべきでしょう」と言っていました。そう言えば「へたな中盤に限ってスルーパスを狙いたがる」なんてことを以前に言っていました。
鎌高は、清流の速い両サイドをしっかりとケアしていました。自陣から遠い位置で受ければサイドバックとMFで潰しに行き、深い位置で持たれてもサイドバックとセンターバック2人で対応。
それなりに能力のある選手達にしっかり守られれば、崩すことは容易ではありません。待っているところにボールを出されても落ち着いて対応すれば危険な状況にはならない。「じゃあどうすればいいか」と考える…。このような試合を繰り返すことで、選手は成長していくのではないでしょうか?
家に帰ってそのシーンを振り返って次男は「シュートでも良かったかも」と言っていました。
外がつまっていれば中が空く。シュートは有効だったかもしれません。(上の写真は藤沢西高戦)
11月28日のてびサル 参加16 助っ人4 コーチ2 ギャラリー1
ひさしぶり。