休日

久々の休日。地元のお祭りに行く人が多いので、てびサルはお休みにしました。
昼に素麺と缶ビールを一杯。うちで一番風通しのいい場所にごろんとなって、昼寝をしました。


ごあいさつ


泰安洋行(紙ジャケット仕様)


なんとなく、高田渡『ごあいさつ』と細野晴臣泰安洋行』を流していました。ことばと音が、いい具合に混ざってて気持ちがいい。

この二枚とも、ごく最近買ったCDなんですが、それぞれ1971年と76年の作品なんです。細野は、この時すでに、ニューオーリンズやら、沖縄やら、ハワイやらを上手いこと混ぜて、日本の中華街を舞台にしたような音楽に仕上げていたのです。
私が「ニューオーリンズには、セカンド・ファンクという独特のリズムがあるらしい」とか「プロフェッサーロングヘアーという怪しげなおっさんのピアノがすごい」とか「ハワイのスラックキー」の話とかを知った(ただ知っただけです)のは、20代の頃。ライクーダーの『チキンスキンミュージック』というレコードを高校生の時に買って、そのアルバムがいろんな扉を開いてくれたような気がするのですが、『泰安洋行』と同じ年の製作というのは、かなりの衝撃です。親交があったのかもな。
1976年なんつったら、私、中坊ですから。音楽的(?)には『22才の別れ』のアルペジオを友達に教わってた、なんつうレベルですから…。いやあ、細野晴臣恐るべし。



午前中、都合で前半だけだったんだけど、清流のK2チームの試合を湘南高校で見てきました。



キャプテンは、子どもの頃からよく知ってて、てびサルにもちょくちょくやってくるミツくん。ベンチのスタッフや控え選手から、しきりと「ミツー!」「ミツー!」と指示や応援の声が飛んでいました。彼の人柄なんだろうな、と思いました。




昨日KSで厚北に敗れたメンバーも、今日は応援団。なかなか迫力のあるチャントを歌っていました。こういうの、部活のいいところだと思います。
それにしてもさすが湘南高校です。上の写真にもちらっと写ってますが、校舎に掛かっている垂れ幕が『全国大会出場…』とかじゃありません。『ノーベル物理化学賞受賞…』です。ワールドクラス。湘南恐るべしです。





なんか疲れていても、朝は五時半頃になると目が覚めちゃうんですけど、今朝はおかげで、日本サッカーにおける歴史的瞬間を見ることが出来ました。


日本 1-0 ドイツ


いやあ、なでしこ、すごいです。澤、ヤバい!。丸山、シュートうまい!でかい声をだして、家中起こしちゃいました。

なでしこジャパンを見てると、日本のサッカーって、知らず知らずのうちに、スタイルを築きつつあるのかなあと感じました。それこそ、県の代表チームから、やはり世界の舞台で大活躍したU-17日本代表、そしてフル代表。「あ、これ、日本だ」と、よその国のサッカー好きが見てわかるような、そんなスタイルができかかってるような気がします。細野晴臣の音楽じゃないけど、いろんな物を取り込んで、それを上手い具合に混ぜあわせて、一つの形にしたって感じでしょうか?そういう作業が得意な人って、この国にはたくさんいるような気がします。

観戦、応援の楽しみはこれからも尽きません。




夜はお祭りへ。KFCのmihalanコーチやアンちゃんらと、酔っぱらってサッカー談議をしているところへ、久々に筑波から帰ってきたtommyくんと弟のjunくんも合流。相当楽しいサッカーよもやま話ができました(junくんは、前述のミツくんの、ジュニア時代のチームメイト。彼らには、何度やられたことやら)。

帰り道まで続いたその話。私なりのとりあえずの結論は…

「サッカーの楽しさを伝えたい。それは『サッカーは矛盾だらけ』ってこと」

かな?                            (kazu)