リスタート

8月の最終日曜日は、恒例KFCのカーニバル。一日、家族でサッカーを楽しみました。

てびサルメンバーで、単独チームを組む事が出来ました。
大人相手の20分ハーフ1本でしたが、なかなか有意義でした。メンバーは全員腰中サッカー部員なのですが、普段とやり方やポジションが違っていて、多少戸惑ったかもしれません。でも、そういう経験も大切だと思います。
指導者によって、選手の見立ては様々。自分の知らない一面に出会えるかもしれません。


グラウンドも狭いし、時間も短い。相手にアドバンテージを握れるのは、走力くらい、と踏んで、相手のDFがボールを持ったところから追い込むこと。相手サイドバックにボールが入ったところで縦を切って中に入れさせ、そこでボールを取ろう、ということ。マイボールになったら、奪った場所にかかわらず、なるべく長いボールをけらないで、短く、素早く、出来るだけ縦に、正確につないでいく。そんなこんなを、試合前に矢継ぎ早に、皆に伝えました。
上手く行くかどうかよりも、せっかく集まったのだから、きっちりやろう、その方が実になる、と思ったからです。ただ、体育館の小さなコートとはいえ、毎週似たようなことをやっているので、私はいつもどおりと言う感じでしたが、みんなはどうだったでしょうか。

相手をしてくれた大人チームは、即席で、しかもほとんどの人が2ゲーム連続だったにもかかわらず、技術と経験でこちらの意図を簡単にひっくり返してくれます。
いやあ、こういう感覚がたまりません。「さあ、どうする!?」このドキドキ感。
サッカーの監督は楽しいです。




先日、仮設住宅の仕事で、岩手県に遠征してきました。400戸近くの仮設住宅を一気に作るため、全国から(ホントに全国から!)何百人もの職人が集まってきました。

   

 


                                       私も同じ神奈川から来た若い大工達と、数日間一緒に汗を流しました。初めて組む連中でしたが、気持ちよく働く事が出来ました。


 


 



被災した地域も少しまわってきました。5ヶ月が経って、瓦礫の撤去がかなり進んだところもありましたが、更地となったその場所の広大さに、言葉を失いました。どれだけ多くの事を乗り越えて、どれだけの労力が注ぎ込まれたのか…。





 
淡々と日常は過ぎ、ゆっくりと、ゆっくりと前へ進んでいるように見えました。
これほどの災難に会いながら、支援に対する感謝の張り紙をあちこちで見ました。
むしろ私は、励まされて帰ってきたような気がします。
(kazu)




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