危機です

てび中を借りるためには、
A、2年に1度、書類を整えて更新の手続きをしなければなりません。
B、また、年に1度、利用者が集まる会議に出席せねばなりません。
C、そして、月に1度、翌月使いますという書類を提出せねばなりません。
D、毎回、利用届けも提出せねばなりません。



どの手続きも、毎回ほとんど同じです。
Cなど、更新して2年使うと申し込んでいるのに、更に毎月同じ書類を提出する、それも郵送やインターネットではなく限られた日時にてび中へ行って提出する手間を、一体なぜ要求されるのか意味がよくわかりません。受け付けるほうも手間だと思うし、毎月同じ書類を書いて出すのもエコじゃないと思うんですが。なぜ毎月なのかもギモンなら、図書の予約もネットで出来るのになんでこの毎月の手続きは行かないといけないのか。
日曜しか休みがない、平日も8〜8時くらいまで働いている者にとって、指定された日時に行くのが難しいこともあります。人に頼んだり(Yさんありがとう!!会議に代理出席してくれた方々ありがとう!!)しながら、なんとかクリアしています。
Aにも実はいろいろ条件があって。それが不合理に思われ、どうも納得がいかず2年前の更新時にも改善をお願いしたのですが、それも改善はされず。
A〜Dのどれも、借りてるんだからそんくらいやりなさいよ〜っと言わんばかりで、貸したくないのかな…と邪推したくなるほどのハードルなのです。
しかしがんばってクリアし続けて、てび中を借りることが出来ています。



2011年末に、市のスポーツ課より、通達がきました。
また更新の時期だっけ?と思いながら、しかしなんとなくいや〜な予感を覚えて封を切ると、
「今後の更新はできない」
というお知らせ。
まったく、晴天の霹靂でした。



その後スポーツ課さんにお電話して詳細をお尋ねしましたが、埒は開かず、どうにも腑にも落ちず、いろいろ考えた末、このたび市長にメールを出しました。
市長からは、翌日、受理のメールがあり、返答まで最長で2週間お時間をください、とお返事をいただきました。
いま、そのお返事を待っているところです。


というわけで、現在てびサルは、4月以降の存続が危うくなっています。
ほかの場所も探さねばなりません。どこかあるんだろうか。。。
(探してくださっているSさん、いろいろ聞いてきてくれたAさん、Kさんありがとう!)



市長に出したメールを、ここに掲載いたします。(伏せたところは、市長へのメールにはちゃんと記載しています)(あ、写真はつけてませんよ)
市長からお返事がきたらそれも、また何かあれば経過も、ご報告していきたいと思います。
なにかいい知恵があったら、みなさん教えてください!
(A)


以下、1月11日に、市長に出したメール。




松尾市長 

突然のメールで、失礼いたします。

私共、腰越フットボールクラブジュニアユースと同レディースは、××中学校の体育館を週に一度(日曜の夜)お借りして、フットサルをし、もう10年以上になります。長年利用させていただき、誠に感謝しております。
中学生を中心に、時にはその卒業生やこれから先続けていきたいと考えている小学生なども交えて、異世代の交流もしながら、技術の向上に励んできました。メンバーが卒業して高校、大学、社会人になっても競技を続ける一翼となっていると自負しております。
メンバーはみな毎週のこの時間を大事に、そして何より楽しみにしております。

ところがこのほど、スポーツ課より、12月19日付けで、紙1枚、わずか数行の通達をいただきました。
「××中学校と同校学校体育施設開放運営審議会から”フットサルについては、施設の傷みが激しいことから継続不可能” の回答があり、今後の更新は出来ない、」
という通達でした。
わずか数行で「ご理解いただきますよう」と言われても理解出来ないので、スポーツ課にお電話差し上げ、詳細をお尋ねいたしました。
すると、このような通達を出したのはフットサルに限っていること、「傷み」とは主に壁の傷みである、これは決定である、とのお答えでした。

傷みが理由であるならば、なぜフットサルだけが利用を拒まれるのか、理解が出来ません。
ご存知のように、フットサルは壁を目がけて思いっきり打ち込むのが目的の競技ではございません。それは、蹴ったボールがゴールを外れて壁に当たることはございます。しかし、それを言うのであれば、バレーボールでもバスケットボールでも、壁でも床でも、同じではないのでしょうか。
スポーツ課の方には、手と足では球威が違うとご返答いただきましたが、スポーツ課の方がイメージではなく実際に、フットサルという競技を、それもどのカテゴリーをご覧になって仰っているのか(少なくとも私たちのやっているところをご覧いただいたことはありません)、本当にそうなのかそうでないのか、また他の競技に比べてフットサルが(故意でないのはもちろんなのですが)そんなに突出して壁にボールが当たる回数が多いのか、何回までなら許されるのか、証明する数値も存知ませんし、球威やその他の条件を測って、どの競技がどうの…などと水掛け論に陥りたいわけでももちろんありません。

公共の施設ですから、充分注意をして利用することは理解しています。
しかし、それでも老朽化とか傷みということであれば、なんとか直す方策をしていただく、というお話ではないのでしょうか。
それも出来ないのであれば、利用している全ての競技で回数を減らすなど、全部が少しずつご遠慮するという話なのではないでしょうか。
特定の競技だけが排除されるのが解せませんし、スポーツの出来ないスポーツ施設とはなんなのか、と疑問に思ってしまいます。

10年以上利用させていただいて、ガラスを割ったこともありません。
ただ一度、競技中ではなく、中学生がボールを取ろうとして誤ってバスケットゴールの鎖の1片をはずしてしまったことがありましたが、それについてもきちんとご報告して弁済させていただいており、その後誤った使い方をしないよう、注意をして再発はしておりません。

今まで10年上やってきて、楽しみに、そして大事にしてきたことを、特に代替案もなく「承認しない」と数行の通達だけ送られて理解せよと仰られても、戸惑うばかりで、理解も納得も出来ないでおります。

少ない人数、サッカーに比べて狭いコート、室内で出来るフットサルは、子どもやシニアでもそれぞれの力にあわせて楽しめる、生涯スポーツでもあると思います。全国でも女性やシニアの競技者も増えつつあるのに、近隣の市町村に比べてもただでさえスポーツ施設の少ない鎌倉市内で、フットサルはどこですればいいのでしょうか。
利用を制限することは、スポーツの活性化を後退させることでもあるのではないでしょうか。

代替の施設についてこちらからお尋ねしても、申請を私共が出してみないとわからない、申請しても通るかどうかはわからない、とのことでした。
民間の有料の施設もありますよね、とスポーツ課の方に言われ、それも承知していますが、フットサルだけ民間で有料でやればよい、というのが、市の基本姿勢なのでしょうか。それも変ではないでしょうか。
小中学生が毎週競技をするのに、なるべく近隣で、そして出来るだけ金銭の負担を強いたくないと思うのが、そんなにおこがましい願いであるとも思えないのですが。

長年、同じ場所、同じ曜日、同じ時間でやってまいりましたので、しばらく離れていても、日曜の夜に××中学校へ行けばやってるよね、と、ひょっこり来てくれる人もいます。来年は自分も…と、見学やお試しに来ている小学生もおります。
今まで通り、××中学校で続けていけることが一番の願いです。

でもそれもかなわないのであれば、代替の場所を確保していただきたく、切にお願い申し上げます。

お忙しいところ恐縮ですが、ご一考、ご教示いただければ幸いです。(文責 ××××)



鎌倉市腰越×–×–×   Tel ××–××××
△△△△(腰越フットボールクラブジュニアユース) アドレス
××××(腰越フットボールクラブレディース) アドレス