コーチ冥利

先週は選手権東京代表、東久留米総合高校戦を見てきました。

東久留米総合 3-1 清流  

ビルドアップの際に、GKとセンターバックが大きなトライアングルを作って、真ん中にボランチが降りてくるというやり方は、どこでもやっています。ただ、問題はやり方ではなく、その精度だと思います。相手をかいくぐりながらつなぐには、判断をともなった正確な技術が必要です。まわすことが目的になってはいけません。試合後のコーチさんとの会話で、そんな話がでてきました。


バルサのGKバルデスは、TVで見ていて「あ、こりゃはめられた」という場面でも簡単に蹴りだしません。実際にそこでつなごうとして失点する事もあるのですが、それでも多くの場面でパスを選択します。パスをまわしている時も「うまい」と思わされるGKです。コンセプトなんていうもんじゃない、哲学みたいなものをつらぬいているクラブなので、なんでも真似をすればいいというものではないのですが、これからは、GKのつなぐ技術も、もっと要求されていくでしょう。フィルードプレーヤーについては、もう、言うまでもありません。


今日の午後は鎌倉高校対清流。
保護者同士の再会が、ちらほら見受けられました。前所属チームで一緒だったとか、小学校時代に選抜で一緒だったとか。私も、「てびサル、どうなりそうですか?」と、久しぶりにお会いした方に声をかけて頂き、とても励まされました。
てびサルに来ていた選手も何人かいて、成長した姿を見る事が出来ました。とても嬉しかったです。
寒い日だったのですが、ずっと日差しを浴びて観戦することができました。朝から顔をだせないので、腰中で行われていた5年生の腰越杯には行けなかったのですが、鎌高戦観戦中に「腰越優勝」のメール。おめでとう!

かかわった選手の成長した姿を見れるっていうのは、コーチの喜びの一つです。



新入生が入ってくると、両校とも100人越えか?

怪我しちゃった人、してる人、何人かいました。しっかり直して、また元気なプレーが見たいです。

鎌倉 0-2 清流