5年後

東北の仕事が思いがけず早く終わって帰って来れたので、スポーツ課との話し合いにも参加できました(詳細は、前回のかみさんの文章をご参照下さい)。

翌日の今期最後のてびサルにも、少し遅れて顔を出す事が出来ました。




これ、ついそう見えてしまうのかもしれませんが、とても内容が良かったんです。いつも持ちすぎて変な取られ方をするやつの玉離れが非常に良く、ゲームのリズムがおかしなことになることが少なかった。やればできるじゃないかという感じです。後ろでパスを回す、なんていうのも、以前じゃ考えられませんでした。



僕は監督じゃないので、チームのゴールに拳を突き上げる事も、勝利の歓喜をベンチで分かち合うこともできないんですけど、こういう時に嬉しさがじわっと来ます。




最後の方に次男が珍しくやってきて、長男と組んでプレーするところも久しぶりに見る事が出来ました。
ここに来ている中学生の中ではボス的存在の中三の頭を、上からわしずかみにしておどけている様子は、先輩後輩のあるべき姿を見せてくれていて、微笑ましかったです。




ミーティングは基本的にその日のプレーをそれぞれに振り返ってもらっていますが、この日は僕から注文をつけました。

「5年後、もしくは10年後、自分がどこでサッカーをやっているか。サッカーとどうかかわっているか。夢でもかまわないから話してみて欲しい」

ひとりひとりが、予想以上にしっかりと話してくれました。

「週に3回くらい、サッカーかフットサルを友達とやりたい」
「大学でプレーしたい」
「プロの選手になりたい」
「体を張ったディフェンスの出来る選手になりたい」
「大学のスクールでやりたい…」
「え?スクール?」
「???」
「それ、サークルだろ?」
「あ、それ」

などなど…

大学というカテゴリーをしっかり意識する子がでてきたことも嬉しかったし、プロを目指す子がいたことも嬉しかったです。
それに

「小学校か中学の監督をやりたい」
「サッカークラブの指導者的なことをやってみたい」
という子がいたことも嬉しかった。こういう場所を続けてきて良かったと思います。



↑ ちょっとわざとらしいか?



僕の5年後の夢は、地元に大人のチームを作る事。そして、ここを続けること。



ロスタイムに入りました。起死回生のゴールは…




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