新潟合宿 その1

二泊三日で、清流の新潟合宿の見物に行ってきました。

最終日に、同じくジャパンユース・ニイガタに参加している、鎌倉高校サッカー部と同じ会場で会い、その際に鎌高の小柴先生に「え、お仕事休んで来られたんですか?」と、半ば呆れ顔で言われてしまいました。実は、先生は覚えていらっしゃらないかと思うのですが、一昨年も、ここで同じことを私は言われていまして…。その時は、私のようなモノ好きは、まだちらほらだったのですが、今年は、三年父兄十数名が参加。まるで、ちょっとした団体ツアーのようでした。


全国でも名前の通った強豪校、クラブが参加しているので、私のようなモノ好きは、もう少し余裕の日程で、そして会場も近ければ、あっちこっち渡り歩きたいところでした。

↑ kamechichさん撮影



清流のやっていた会場で、今年見ていて強いなあと思ったのは、金光大阪。でも、惹き付けられたのはやっぱり京都の久御山です。サッカーの雰囲気が他と違うんです。

簡単に言うと、ゆっくり攻めるんです。慌てず、丁寧につないでフィニッシュまで持って行く。そこを徹底しているので、恐らくこの世代の指導者の方によっては、評価が分かれるところだと思います。確かに、やられる時は簡単にやられる。あと、バルサのように、相手ボールになった時の奪回するスピードはあまり感じられませんでした。
ただ、ショートパスをつないでフイニッシュまで持って行くことに徹底してこだわったスタイルは、やはり興味を惹かれます。

清流のコーチさんや、選手に、試合の合間に少し話を聞かせてもらったのですが、ポイントの一つはどうも、よく見ていることではないかということになりました。

ボールを持っても顔を上げて見てる。複数の味方が、相手をはずす。

パス。

まあ、言うのは簡単ですが、この時の相手チームは東京の強豪、東久留米総合です。桐蔭相手でも、同じようにまわしていました。一人一人の技術が、正確なんでしょうね。
そうそう、前線の選手のドリブルも、巧みでした。相手の足の届かないところにボールを置いたり、逆にボールをさらして、食いついてきたところをかわしたり…。高い確率でボールを相手陣内まで運べて、前線には一対一で勝負できるアタッカーがいる。うーん、面白い。