新潟合宿 その2

さて、清流はどうだったんでしょう。

先輩方と比べては失礼かもしれませんが、この3年間で一番普通に戦っていたと思いました。

やはり、関東大会での経験、それに三浦学苑がインターハイを制したことなどから、全国レベルでも自分たちもある程度はできる、という自信を持ったのではないでしょうか。


あんまり詳しくは書きませんが、ひとつ、面白かったのは、サイドの崩しに関わる人数が増えたかな?ということ。新潟工業戦の三点目は、左サイドで一度ジュリー君が持ったところを、ゴリラ君が追い越して一度受け、相手を引き付けて、再び戻したところから生まれた、きれいなゴールでした。ここに、サイドバックもからむと、もう少しバリエーションが増えます。


あと、これは前々から思っていた事なのですが、サトリ君の才能も再確認できました。前線で、相手ボールを執拗に追いかけ回し、セカンドボールを拾い、ゴール前に顔を出す。すごい運動量です。そして、シュートに持って行く時の体の強さ。県外の強豪相手にも十分に通用していました。




オリンピックの男子サッカー準決勝メキシコ戦。権田のパスを受けた扇原は、奪いに来た一人目をかわしたものの、残っていたFWのプレスバックの餌食にあい、そのボールを取られ、痛恨の逆転ゴールを喰らいます。
扇原の不用意なターンは、よほど慌てたんだと思います。劣勢の状況を落ち着かせようと、つないだ権田の判断もどうだったのでしょう。

テレビ観戦で屈辱を味わった後には、次の世代のプレーがどうしても気になります。

40何年ぶりかのメダルがかかったような状況でも、慌ててミスをしない。韓国のような、人生を掛けたような闘志むき出しのプレーも、飄々とかわす。どんなに押し込まれても、余裕で跳ねかえす。

そんなサッカーで、オリンピックやワールドカップを戦う代表に入ってくるような選手は、いないものか?



北越戦の次男は、相手を動かしてからパス、というような、あたかも久御山に刺激を受けたかのようなプレーも見受けられました。まあ、小さなステップではあると思うのですが「ただ味方にだす」と言うのを続けているのとでは、行き着く先が違うように思います。



終戦の後、鎌高サッカー部の面々と。てびサル率高し。


どうでもいい事かもしれませんが、一応本文の名前は適当に変えておきました。こんなブログですが、たまに自分でもビックリするくらいの方がご覧になってる事があるので…。



まあ、ともかく、三年生は、ここから高校サッカーの仕上げに入りますよ。