アマチュアサッカークラブを作ろう! 1

なにかを始めようという時に、それにブレーキをかけるようなことって、必ずと言っていいほどあります。ギリギリのところで「失敗したらどうしよう?」という気持ちが勝って、自分でブレーキをかけちゃったり「これは絶対に、やった方がいい」と誘っても、まったく乗ってこなかったり、反対されたり、始めたはいいけど途中で抜けられたり…。
私はそのどちらの側も、経験しています。もちろんどれも、いい思い出ではありません。でも、そういった経験が、今役にたっているのかなあと思ってます。

ご存知の方もいるかもしれませんが、何人かの人たちと、社会人のサッカークラブを作ることになりました。半年くらい前から、ぼちぼち動きはじめていて、ちょっと前に、選手になろうと思っている人、どうしようかと迷ってる人を呼んで説明会を開きました。2013・2・9。この日、ちっちゃなサッカークラブが始まったわけなんですけど、けっこうやることいっぱいあるし、不安もいっぱいあるんだけど、始めてよかったって、ジワーッと思ってるところです。

このアイデアを話した時に「それは、おもしろいですね!」って開口一番に言ってくれた若者がいます。そう。私もかたい場所で説明した時とかは、なんかその意味とか、意義とか語ったんですが、ホントはただおもしろいんです、このハナシは。そこがわかるか、わかんないかが、分かれ道かなあと、思います。そこは理屈じゃなくて、言ってしまえばセンスというやつなんでしょうか(こっちが悪いのかもしれませんが)?
  

これを読んでる小中学生の保護者の方とかには、いまいちピンとこないかもしれません。
もう何年かして、「こういうのもアリだなあ」と感じた時に、息子や娘がサッカーを続けていて欲しいなあと、思います。その子が、つらいことやイヤなことを乗り越えて、それでもサッカーが好きで、まだやりたいなと、思っていてくれたらいいなと思います。

今回、そういう若者に何人も出会えたこと。それがうれしかったことのひとつです。


ある若者とは、ほぼ初対面だったんだけど、てびサル帰りに送って行くことになり、車中でずっとサッカー談義。アーセナル好きということを知り「フレブは今どこでやってんの?」みたいな話で盛り上がりました。ポゼッションサッカーを、うまくいかせるにはどうしたらいいか、という質問をしたら、はっきりとした自分の考えを持っていました。
彼は、私でも知っている名門大学のそれまた名門学部に春から進学。その大学の有名なサッカーサークルに行くかもしれないとのこと。きちんと私に話してくれました。

清流のメンバーも、何人かこのクラブに入ることになったのですが、その一人一人に熱心に声をかけてくれた若者は、私の所属している少年サッカークラブのとなり町のライバルクラブの出身。小さい頃からよく知っていました。彼の丁寧な誘いがなかったら、ここまでこれませんでした。

湘南学院サッカー部出身の若者は、信頼するサッカー部の友人一人に声をかけました。その彼は、近くのかなりしっかりとした社会人クラブへ入るという話もあったのですが、新しいクラブの立ち上げに関われることに魅力を感じ参加を決めました。


それぞれの、いろんな思いがあるのですが、この話をきっかけに出会った連中が、とりあえずてびサルに集まってプレーしている様子は本当に楽しそうでした。


てびサル日記でも、このクラブのこと、ちょいちょい報告していきたいと思います。


ま、ともかく『江ノ島 フリッパーズ』始動しました。よろしくお願いします!





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